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コラム

オートバイのバッテリーの正常値は?電圧計の見方や管理方法について解説!

2024年08月20日
オートバイのバッテリーの正常値は?電圧計の見方や管理方法について解説!

オートバイのバッテリーが不調だとエンジンスタートできなかったり、ライト点灯できなかったりとさまざまな不具合が生じます。バッテリーのメンテナンスをするにあたって、電圧の状態について確認する習慣をつけましょう。バッテリーの電圧の正常値はどのくらいか、異常値だった場合の対処法などについて紹介するので参考にしてください。

オートバイのバッテリーの測定方法

バッテリーの電圧がいくらか、電圧計で測定できます。まずは電圧計の見方と正常値はどの程度かについて見ていきましょう。

テスターを用意する

バッテリーの電圧を測定するためには、テスターが必要です。テスターはホームセンターなどで購入できますし、数千円とそこまで高価ではありません。

テスターの測定項目にDCVがあるので、13を超える数値にセットしてください。DCVとは直流回路の電圧を指します。続いてテスターには黒と赤のテストリードがあるはずです。それぞれバッテリーのマイナス端子に黒、プラス端子に垢を接続してください。するとテスターの目盛りが動くはずです。その電圧がいくつを指しているか、チェックしましょう。

電圧の正常値とは?

オートバイの場合、バッテリーの電圧は12V程度出ていれば、正常だと思ってください。もし11V以下の数値が出た場合には充電しましょう。

充電してもなかなか12Vを超えてこない、もしくは目盛りが不安定に動くのであれば、バッテリー本体が寿命に差し掛かっている可能性があります。バッテリーごと取り替えるのがおすすめです。

アイドリング状態で測定する方法

電圧を測定する際には、エンジンスタートし、アイドリング状態で測定する方法もあります。エンジンを動かすと電圧は高くなるのが一般的です。

もしアイドリング状態で14V程度出ていれば、正常値だと思ってください。もしエンジンをかけていても12V前後の電圧しか出ていないのであれば、充電が不十分と言えます。数分時間を置いて再度測定しても変わらないのであれば、アルタネーターの不具合が疑われます。バイクショップで点検や整備をお願いするのがおすすめです。

冬場はこまめにバッテリーの電圧チェックを

冬になるとバッテリーのトラブルが起こりやすくなると言われています。厳しい寒さによって、電熱アイテムを使用する機会も多くなるでしょう。すると消費電力がほかのシーズンと比較して、多くなりがちです。その結果、発電量を上回る状態が続いて、電圧も下がりやすくなるわけです。

また寒さのせいで、バッテリー内部で起こるはずの化学反応が低下する恐れもあります。その結果、バッテリーの劣化を招き、寿命を早める恐れもあります。よって冬場は、こまめに電圧の状態を確認しましょう。

バッテリーの電圧低下した場合の対処法とは?

オートバイのバッテリーの電圧が低下する原因はいくつか考えられます。電圧が正常値に達していないようであれば、いくつかチェックすべき項目があるので以下の情報を参考にしてください。

消費電力>発電量

冬場のバッテリー上がりで多く見られる現象です。最近ではグリップヒーターや電熱ジャケット、ETC車載器など便利なアイテムが出てきています。しかしあれもこれも装着すると、消費電力が大きくなってしまいます。すると発電が追いつかない場合も出てきます。

もし電子機器や電熱アイテムを使用するのであれば、消費電力はチェックしておきましょう。またバイクショップに問い合わせれば、オートバイの発電量について教えてもらえます。そこで両者を比較して、使用するアイテムを調整してください。

バッテリーが上がった時にすぐにできる対処法

バッテリー上がりによってエンジンがかからなくなっても、焦らないでください。実はその場で問題解消する対策があるからです。その方法は簡単で、バイクの電源を切って数分待つだけです。これだけでもバッテリーが休まって、電圧が復活することもあります。

さすがに完全回復まで持っていくのは難しいかもしれませんが、セルを回してエンジンをかけられる状態まで回復できる可能性は十分にあります。それでもダメなようであれば、ロードサービスの利用も検討してください。ロードサービスの連絡先はメモにして携帯しておくと、いざという時でも安心です。

まとめ

バッテリーの電圧が十分でないと、バッテリーが上がってしまってエンジン始動など機能不全に陥る可能性が出てきます。とくに冬場は消費電力が増えるので、電圧が低下しやすいと言われています。こまめに電圧の数値を測定し、正常値よりも低い場合には適切に対処しましょう。

「株式会社ブロード」ではオートバイ用のバッテリーをはじめとして、各種バッテリーを取り扱っております。日本だけでなく、海外メーカーのものを幅広く取り扱っているのが強みです。日本にはない特徴を持ったバッテリーが海外ではあるので、皆さんのオートバイにマッチするものがきっと見つかるでしょう。バッテリーが寿命を迎えて交換する必要があれば、お気軽にお問い合わせください。

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